ライフ

美人書家・安田舞「『令和』は美しく洗練された元号ですね」

大手企業の作品制作も多数手がける安田舞さん

 美人書家として知られる安田舞さん(30)が、本誌・週刊ポストで新元号の「令和」を揮毫した。安田さんが新元号の感想と新時代に向けた抱負を語ってくれた。

 * * *
「令和」という字をひと目見た時、字の並びがとても綺麗だと思いました。「令」は相手を敬う時に用いられる言葉。令嬢、令息、令夫人といった形で使われます。「和」という文字が続くことで、美しく洗練された元号だと感じました。

 そんな新たな時代「令和」に、皆さまが自分たちの幸せを築き、これからも一人ひとりの可能性がさらに拡大することを願い、心を込めて書きました。

筆を持つと緊張感みなぎる表情に

 私は昭和63年生まれですから、平成という時代は私の人生そのものでした。令和では、人の心を揺さぶる「本物」の作品を目指し、新時代の幕開けというこの機会に心を新たにしています。

【プロフィール】やすだ・まい/1988年生まれ、大阪府出身。4歳から書道を学び、第24回千字文大会展にて静岡県知事賞受賞。書を通じて日本の伝統文化・精神性を発信する活動を行なう一方、味の素CM「だし炊きたこ飯」の題字やNTT西日本・東日本の書の電報デザインなど、大手企業の作品制作も多数手掛ける。

◆撮影/内海裕之、取材・文/小野雅彦

※週刊ポスト2019年4月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン