スポーツ

宮里藍の言葉「途中で諦めなければ何でもできる」が後進育てた

ゆったりとしたドライバースイングが特徴的だった(AFLO)

 東北高校3年生でプロデビュー、2005年の「日本女子オープン」では国内女子ツアー史上最多5万人弱のギャラリーを集め「藍ちゃんフィーバー」を巻き起こした宮里藍(33)。その後、米国ツアーに挑戦し、2010年には日本人で初めて世界ランキング1位にもなった。その藍ちゃんの後輩、プロゴルファーの原江里菜(31)が、「あの言葉」があったから、私は今もゴルファーを続けていると、先輩との思い出を語った。

 * * *
 2学年上の藍先輩との出会いは中学2年生の時に初めて参加したナショナルチームです。ただ出会いといっても、私が一方的に藍先輩のゴルフを見ていただけですけどね(笑い)。その後、藍先輩と同じ東北高へ進学。当初は寮生活が不安で迷っていたのですが、藍先輩が目をかけてくれて、「私がいる間は面倒を見てあげるよ」と背中を押してくれました。

 入学してすぐに藍先輩が出場した「中京テレビ・ブリヂストンレディス」でバッグを担がせてもらいました。ギャラリーロープの内側に初めて入って、ものすごく緊張しましたが、プロの試合を肌で感じられた貴重な体験でした。その年の秋には藍先輩が現役高校生としてプロの試合で優勝。当時はどれだけすごいことかがわからなかったのですが、振り返れば藍先輩がプロになったことでゴルフ業界が盛り上がったし、女子ゴルファーがアスリートとして見られるようになった。学生からプロになることも当たり前になりました。それらのパイオニアが藍先輩だったと思います。

関連キーワード

関連記事

トピックス

店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン