どのスマホ決済を選べばいいのか

◆キャッシュレス決済の種類と特徴

【クレジットカード】
 キャッシュレス決済の元祖。店舗側が負担する決済手数料がネックとなり、利用できる店舗や金額が限られている。だが最近は、コンビニやドラッグストアなど、コーヒー1杯の少額決済でもクレジットカードが使える店舗が増えている。スマホ決済や電子マネーにクレジットカードでチャージすることで、ポイントの二重取りができる場合もある。

【デビットカード】
 銀行の預金口座と紐づけられたカードで、お金を使うと、即座に口座から現金が引き落とされる。1~2か月後に口座から引き落とされるクレジットカードと異なり、口座の残高分しか使えないので、現金管理がしやすい。

【プリペイドカード】
 事前に銀行口座、クレジットカードなどから入金(チャージ)した残高の範囲内で使用できる。クレジットと違って審査がなく使えるのが利点。Visaなどの国際ブランドがついていれば、海外でも使える。

【スマホ決済】
 利用時にスマホアプリを立ち上げ、画面に表示させた自分のQRコードやバーコードを、店側の端末で読み取ったり、店側のコードを読み込んだりして決済する。利用額はアプリに紐づけた銀行口座やクレジットカードから支払い、利用額に応じてポイントが貯まる。電子マネーに比べて店側の導入コストが低いのが利点で、スマホ決済に対応する中小の店舗が増えている。各サービス会社がポイント還元キャンペーンを競って行ない、盛り上がりを見せている。

【電子マネー】
 カードやスマホを専用端末にピッとかざすだけで支払いが完了するため、スマホ決済より利便性はいい。コンビニや交通機関など利用できるシーンも多い。利用額がクレジットカードに請求される「ポストペイ(後払い)」と、事前に一定額をチャージしておき、そこから支払う「プリペイド(前払い)」方式がある。

※週刊ポスト2019年6月14日号

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