【グラフ】年代ごとの睡眠適性時間

「13~18才の場合、本来は8時間以上の睡眠が必要です。記憶は寝ているうちに作られるので睡眠時間が足りないと記憶力が低下する。計算力も落ちます。つまり、睡眠不足だと成績が下がるんです。眠る時間を削って夜遅くに塾に行かせたりするくらいなら、きちんと寝かせた方が成績に反映されるでしょう。実際に、7時間以下の睡眠だと第1志望校に落ちやすいという調査もあります」(志村さん)

 勉強だけではなく、運動機能の記憶も寝ている間に定着するため、早起きして部活の朝練に参加したり、寝る間を惜しんでバットの素振りに励むようなことをするよりも、しっかり良質の睡眠をとる方が得策だというわけだ。

 さらに、進学する学校を選ぶ理由も「睡眠」を軸に考えた方がいい場合すらあるという。

「睡眠時間の観点からいえば、遠くの学校に無理して通わせるより、近くの学校に行った方が成績や成長、健康によい影響を与える可能性が高いでしょう。通学時間が長いと睡眠時間が短くなり、せっかく勉強した記憶が定着しづらい。体調も崩しやすくなります」(志村さん)

※女性セブン2019年8月1日号

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