国際情報

河南省のホテルで盗撮 市内のホテル80%盗撮証言で混乱拡大

中国のホテルは盗撮だらけ?

 中国河南省の省都、鄭州市で、市内のホテルに盗撮用の超小型ピンホール型カメラが仕掛けられていたことが分かり、ホテル関係者が大きな衝撃を受けている。同市内の保険会社に勤務する42歳の男性社員の仕業で、この男は「隠し撮りしたベッドシーンは高く売れるので、悪いとは知りながら、やってしまった」などと供述しているという。

 中国では鄭州市だけでなく、最近では広東省深セン市のホテルでも、同じようなピンホール型の隠しカメラが設置されているのが分かり、大きなニュースになったばかりで、中国国内のホテルの信頼性が問われている。中国紙『新京報』が報じた。

 盗撮用のカメラが最初に見つかったのは同市内の玉泰飯店で、このホテルに泊まったカップルがテレビの下に、細長い金属製のひものようなものが出ているのを見つけ、調べてみると、ピンホール型のカメラだったことが判明。ホテルのフロントの従業員に連絡。ホテルからの通報を受けて出動した警察はホテルを調べたところ、他の5部屋にも隠しカメラが仕掛けられていたという。

 警察はホテル内の防犯カメラの映像をもとに、隠しカメラを仕掛けたのは同市内在住で、保険会社に勤務している男であることを割り出し逮捕した。

 男は犯行が発覚しないように、鄭州市から車で2時間ほどの商丘市内でピンホール型のカメラを購入するほどの用心深さだった。男は金目当てで、玉泰飯店に宿泊した際に、他の5部屋にも忍び込んで、隠しカメラを仕掛けていたという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
《実は既婚者》参政党・さや氏、“スカートのサンタ服”で22歳年上の音楽家と開催したコンサートに男性ファン「あれは公開イチャイチャだったのか…」【本名・塩入清香と発表】
NEWSポストセブン
かりゆしウェアのリンクコーデをされる天皇ご一家(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《売れ筋ランキングで1位&2位に》天皇ご一家、那須ご静養でかりゆしウェアのリンクコーデ 雅子さまはテッポウユリ柄の9900円シャツで上品な装いに 
NEWSポストセブン
注目度が上昇中のTBS・山形純菜アナ(インスタグラムより)
《注目度急上昇中》“ミス実践グランプリ”TBS山形純菜アナ、過度なリアクションや“顔芸”はなし、それでも局内外で抜群の評価受ける理由 和田アキ子も“やまがっちゃん”と信頼
NEWSポストセブン
中居、国分の騒動によりテレビ業界も変わりつつある
《独自》「ハラスメント行為を見たことがありますか」大物タレントAの行為をキー局が水面下でアンケート調査…収録現場で「それは違うだろ」と怒声 若手スタッフは「行きたくない」【国分太一騒動の余波】
NEWSポストセブン
定年後はどうする?(写真は番組ホームページより)
「マスメディアの“本音”が集約されているよね」フィフィ氏、玉川徹氏の「SNSのショート動画を見て投票している」発言に“違和感”【参院選を終えて】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
皇室に関する悪質なショート動画が拡散 悠仁さまについての陰謀論、佳子さまのAI生成動画…相次ぐデマ投稿 宮内庁は新たな広報室長を起用し、毅然とした対応へ
女性セブン
スカウトは学校教員の“業務”に(時事通信フォト)
《“勧誘”は“業務”》高校野球の最新潮流「スカウト担当教員」という仕事 授業を受け持ちつつ“逸材”を求めて全国を奔走
週刊ポスト
「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン