国内

小池百合子氏 都知事再選に向けオヤジ殺しの自民懐柔策

五輪の顔をアピールしてきた小池百合子都知事だったのに…(写真/時事通信フォト)

 東京五輪まであと1年と迫り、注目選手の動向や大会準備のニュースが次々と伝えられる中で、“目立ちたがり屋”のあの人がやけに大人しい。都知事として東京五輪を迎える小池百合子氏である。

 リオ五輪の閉会式に着物で登場するなど、“五輪の顔”をアピールしてきた彼女だが、最近は露出を控えているという。

「予定通りだと、五輪開催直前の来年7月はじめに次の都知事選が行なわれることになる。その場合、もし小池さんが敗れると、五輪の開会式には都知事として出られるが、閉会式には次の都知事に代わってしまうことになる。それを是が非でも避けるために、小池さんは今、水面下で都知事選に向けた布石を次々と打っているところです」(都政を取材するジャーナリスト)

 その最初の一手が、5月に谷垣禎一・前自民党幹事長が都のパラリンピック懇談会の名誉顧問に就任したことだ。

「小池さんは野党時代の谷垣総裁を三役として支えた仲。党重鎮を迎え、再選支持を求めやすくなる」(同前)

 さらに同月、石原都政時代の副知事だった村山寛司氏を特別秘書に任命した。

「村山さんは石原知事時代から調整役として知られ、都議会自民党や公明からの信頼が厚い。“ドン”内田茂氏との対立以来、長く緊張関係が続いてきた都議会自民党に対して強力な橋渡し役になる」(都庁幹部)

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン