入籍2日後の8月10日発売の『文藝春秋』9月号には、その田崎氏の司会で菅義偉・官房長官と進次郎氏の対談が掲載され、そこで菅氏は「進次郎はもう閣僚になっていいと思う」「ポスト安倍の有資格者」と発言している。
そもそも進次郎夫妻が入籍前日に官邸に出向いたのは「後見人」的存在である菅氏への挨拶のためだったが、たまたま官邸にいた安倍首相にも挨拶できた。その段取りは「関係がしっくりいっていなかった総理と進次郎を取り持つために菅さんが骨を折った」(自民党議員)とみられている。
結果、結婚で丸くなった進次郎氏への“ご祝儀”として入閣が固まり、次の総裁選で一気に安倍首相の後継総理の座に駆け上がるレールが敷かれつつある。
※週刊ポスト2019年9月6日号