どの野菜を選ぶかについては、ランキングを参考にしてほしい。6位のキャベツを筆頭に、トマト(6位)やブロッコリー(28位)などの名前がずらりと並んでいる。

 キャベツは過去の最強ランキングでは「胃腸力を上げる」で1位を獲得。トマトはさまざまな分野で着実に得点を重ねた。管理栄養士の磯村優貴恵さんはこう言う。

「野菜は鮮度のよいものほど栄養素が多い。例えばキャベツならば裏返してみて、切った芯の部分が割れていたら乾燥している証拠。収穫から時間が経って、鮮度が落ちていることの目安にもなります。ブロッコリーも芯が空洞になっているものは鮮度が落ちて乾燥している。色がくすんでいたり黒くなっているのも同様なので、切り口のチェックを忘れずに」

 加えて管理栄養士の中沢るみさんは、「小ぶりのものの方がより栄養価が高い」と指摘する。

「トマトは小ぶりな方が抗酸化作用のあるリコピンが多く含まれているため、紫外線をブロックして肌を守ってくれます。同様に、キャベツよりも芽キャベツの方がビタミンCが豊富ですし、ブロッコリーよりもブロッコリースプラウトの方が栄養がギュッと詰まっています」

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

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