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2019.10.16 07:00  週刊ポスト

トイレと浴室 病気・事故リスクを減らすリフォーム術とは

【×=和式トイレを使い続ける 〇=「簡易様式便座」で転倒防止】

 また、和式トイレには「転倒リスク」が付きまとう。

「膝を直角より深く曲げる体勢を取るのは体に負担がかかり、後ろ方向に転んで骨折したり、頭を打ち付けてしまう可能性もある。かぶせるだけで洋式便座にできる『簡易洋式便座』を取り付けましょう。3000~5000円程度で手に入り、段差のないトイレでも使用できるタイプもあります」(横井氏)

 洋式トイレへのリフォームを検討する手もある。

「要支援1以上であれば、最大で20万円の工事まで自己負担は1割で済みます。20万円以上を超えた分の費用は自己負担となりますが、検討に値する」(横井氏)

【×=浴槽が滑りやすい 〇=底に「滑り止めマット」を】

 転倒リスクが最も高い場所は浴室だ。床で滑ったり、風呂の縁をまたぐときにバランスを崩す事故は後を絶たないという。

「特に浴槽の縁が高い場合は要注意です。浴槽に出入りする際に、膝を高く曲げてまたぐことになる。浴槽内や浴室の床で滑るリスクが高まります。

 浴槽の底や手すり、床に『滑り止めマット』を敷くだけでも、転倒のリスクは大きく軽減できます。それでも心配な方は、浴槽の縁に介護用の手すりを取り付けてもよいでしょう。ただし、吸盤タイプの簡易式手すりに全体重を預けるのは危険です。手すりを検討するなら、専門業者にワンポイントでリフォームの相談をしたほうがよいでしょう」(横井氏)

※週刊ポスト2019年10月18・25日号

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