と、ここまで書いたらクロコスミアを買わないわけにはいかない。2年続けて9番人気2着。その間はまるで馬券対象になっていないなんて女王杯リピーター感たっぷり。秋の京都、待ってました、って感じ。父ステイゴールドはGⅠ4回を含む2着12回と希代のシルバーコレクター。最後はGⅠ馬になっている。
フロンテアクイーンも女王杯リピーター。2000年10番人気で3着に入ったエイダイクイン、2009年11番人気の女王クイーンスプマンテ。最近では2016年の勝ち馬クイーンズリング、さらに前述した連続3着のミッキークイーンと、エリザベス女王杯ならではの馬名をつけられると頑張るのかもしれない。
ちなみに昨年も女王杯リピーターのワンツースリーだから、レイホーロマンスもあげておかなければならないかな。
平成最初の女王杯は20番人気サンドピアリスが勝ち、2着10番人気、3着14番人気。三連単が発売されていたら、払戻金は1億円を超えていたのではないかと言われている。ということで、令和最初のエリザベス女王杯は、女王杯リピーター3頭をしっかりマーク。社台グループの運動会に紛れ込んだ浦河生まれの3頭です。
●ひがしだ・かずみ/今年還暦。伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター。