沢尻は横川(右)とは“腐れ縁”と語っていた(写真は横川が所属していた会社HPより)

◆あの日、謎の液体が沢尻の元に回ってきた

 結果的に、Aさん夫妻の逮捕情報は誤報だった。沢尻と10年来のつきあいで、彼女の交友関係を深く知る親友は、

「あの写真に写っている3人は、この状況に本当に困惑しています。私の知る限り、彼女たちとドラッグは全く結びつかない」

 として、彼女たちの事情をこう話す。

「まずAさんは、今年、乳がんの手術をして右の乳房を切除しています。手術費もかなりかかったそうで、ドラッグに溺れるような状況ではないはずです。旦那さんと一緒に仕事としてクラブイベントを運営しているので、その仕事場に最大のリスクであるドラッグを持ち込むなんて考えられません」

 元俳優のBさんは、沢尻と15年来の仲だという。

「彼は以前、音楽イベントのプロデューサーとしての仕事も持っていたため、その肩書から、夫婦でよくクラブ通いしていると見られているようです。しかし、今はその仕事をしていませんし、2才の子供を抱えていて、夜遊びはほとんどしていません。あの日、彼も『W』に誘われていたものの、最近新しい仕事を始めたばかりで忙しく、断っていました。つまり、『W』にいなかったのです。奥さんのCさんも当然参加していない。そもそも彼女はクラブに行くタイプじゃないし、ドラッグとは無縁です。Bさん夫妻のように証拠もなく、“連想ゲーム”で疑惑をかけられた人は風評被害の何物でもない」(前出・親友)

 この親友は、こう否定するが、ではなぜ、こんな疑惑が飛び交っているのか。あの日、『W』にいた沢尻の知人は、「不審な点」としてこんな話をする。

「イベントが盛り上がっていた最中のこと。エリカがいたVIPルームで、正体不明の液体が回ってきたんです。何人かは飲んでいたようだけど、エリカは、“私はいらない”と断ったそう。“もしかして、あの液体にドラッグが混ざっていて、飲んでいたら尿から出ていたのでは?”なんて話をしている人もいます。誰が持ち込んだのかはわからないので、答え合わせはできませんが…間違った情報も飛び交うし、エリカの逮捕の裏に、何らかの“思惑”があるのかも、という声もあるんです」

※女性セブン2019年12月19日号

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