美食三昧で英気を養った(時事通信フォト)
●1月1日(元日)/グランドハイアット東京の和食「旬房」
●1月2日(木)/同、ダイニング「フレンチ キッチン」
●1月3日(金)/同、和食「旬房」
迎えた新年1月1日は皇居での新年祝賀の儀を終えた後、ホテルに戻って日本料理店「旬房」で夕食。“四季折々の新鮮素材を選りすぐった”という日本料理店を、元日の夕食の場としてチョイスしたのは「美しい国、日本」を提唱する安倍首相ならではか。
2日は神奈川県でゴルフに興じたのち、ホテルに戻って「フレンチ キッチン」でフレンチディナー。3日昼に再び「旬房」で和食を堪能してホテルを後にした。
●1月6日(月)/焼肉「SATOブリアン」
「食通」ぶりがいかんなく発揮されたと言えるのが6日夜だ。この日は日帰りで伊勢神宮を参拝した後、谷内正太郎前国家安全保障局長、辻慎吾森ビル社長とともに東京・阿佐ヶ谷南の焼肉店「SATOブリアン本店」を訪れた。
赤身のなかでも独特の軟らかさや旨味がある希少部位「シャトーブリアン」を提供する同店は焼肉ファンなら知らない人のいない超有名店で、なかなか予約の取れない店としても知られる。“最もおいしく食べられるように”同店スタッフが焼いてくれるシャトーブリアンを間近に見て、安倍首相は期待に心を躍らせたはずだ。
●1月7日(火)/ホテルニューオータニの和食「千羽鶴」
7日は自民党の新年仕事始めや経済3団体共催の新年祝賀パーティに出席した後、「桜を見る会」前夜祭での会費値引き問題で話題になった「ホテルニューオータニ」にある日本料理店「千羽鶴」で和食に舌鼓を打った。
●1月8日(水)/料亭「東京吉兆本店」
8日夜は河村建夫・自民党衆院議員、御手洗冨士夫・キヤノン会長、瀧口登志夫キヤノンメディカルシステムズ社長とともに銀座の日本料理店「東京吉兆本店」で会食した。料理業者として初めて文化功労者となった湯木貞一氏が創業した吉兆は、言わずと知れた日本料理の最高峰。飲食店情報サイト「食べログ」によると、1人当たりの平均予算は6万~7万9999円だという。安倍首相の“年またぎグルメ旅”は、庶民には高嶺の花である最高級店でクライマックスを迎えて、静かに幕を閉じた。