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自律神経の名医 ストレスで苦しむ人は腸内環境の改善を

 不溶性食物繊維が膨らむことで腸が刺激され、腸の蠕動運動が起きます。通常は、便通が促進されるのですが、蠕動運動の際、溜まっていた便の水分が吸収され、便が硬くなってしまい、便秘の方はそのことで便が出にくくなってしまうのです。

 ただし便秘で悩んでいない限りは、そこまで気にする必要はないでしょう。キウイ、りんご、みかんなどは、不溶性、水溶性とも多く含まれています。ほとんどの野菜、果物、海藻、きのこ類には、不溶性、水溶性の両方が含まれていますので、この4つを食べたほうがいい、と意識するだけで、食生活は変わります。

 例えば、納豆を食べる時に、海藻のもずくをプラスしてみる。みそ汁にワカメやきのこを入れる。ヨーグルトにバナナやキウイなどの果物を入れるのもいいですね。コンビニで手軽に買えるもので言えば、ドライフルーツもお勧めです。

※小林弘幸・著『不摂生でも病気にならない人の習慣~なぜ自律神経の名医は超こってりラーメンを食べ続けても健康なのか?~』より抜粋

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