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自律神経の名医 ストレスで苦しむ人は腸内環境の改善を

 さらに、ヨーグルトの相性チェックをしてみることもお勧めします。やり方は難しくありません。1日100グラム、2週間から4週間、同じ種類のヨーグルトを食べ続けます。この時、便がバナナ状になった、肌の色が明るくなった、疲れにくくなった、良い睡眠がとれるようになった、などの変化が見られるようであれば、それはあなたに合ったヨーグルトだという証拠です。

 毎日ヨーグルトを食べていると、途中で「お腹が張る」という症状が出ることがあります。しかし心配には及びません。これは、腸内環境が変化してきているサインです。症状は3日から4日で治まります。ただし、以後もその症状が継続するようならば、それは「合わない」可能性が高いと考えられます。すぐに別のヨーグルトに替えてみてください。

 私たちに身近な発酵食品は、ヨーグルトだけではありません。例えば和食の中には、発酵食品が多くあります。納豆、みそ、醤油、梅干し、ぬか漬けや柴漬けなどの漬物。これらも、発酵食品の優等生です。和食以外ですと、ナンプラーやキムチ、チーズなども発酵食品ですね。これら発酵食品を、意識してとるようにするだけで、腸内環境は以前よりも改善されます。

◆ドライフルーツなら手軽に食べられる

 もうひとつは、「食物繊維」です。なぜ食物繊維が、腸にいいかといえば、人間の消化酵素で消化されにくいので、そのまま排出されるのです。その際、腸の中のさまざまな老廃物、カスをくっつけながら、便の主材料になって出てきてくれます。この作用によって、腸内がきれいになるのです。「腸の掃除係」と呼んでもいいでしょう。

 細かく言えば、食物繊維は「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分類されます。不溶性食物繊維を多く含んでいるのは、バナナ、ゴボウ、こんにゃく、オクラ、枝豆、たけのこなどです。

 水溶性食物繊維を多く含んでいるのは、海藻、らっきょうなどです。不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸って膨らみ、水溶性食物繊維は水に溶けて便を軟らかくしてくれます。ですから、便秘中は不溶性食物繊維をとり過ぎないほうがいいでしょう。

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