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バースの再来・ボーア登場で大山悠輔とマルテの三塁争い激化

昨季の4番・大山もポジションは約束されていない(時事通信フォト)

 2020年こそは1985年以来の球団史上2度目、35年ぶりとなるプロ野球日本一に輝きたい阪神タイガース。2020年シーズン、外国人8人体制となった阪神の矢野燿大監督はメジャー92本塁打のボーア(31)の一塁起用を明言。「バースの再来」と虎党からの期待を背負うが、その裏で一塁を中心に守っていた大山悠輔(25)とマルテ(28)の三塁手争いが勃発することに。

 昨季はプロ3年目で初の規定打席に到達した大山だったが、開幕から任されていた四番の座を106試合目で剥奪され、以降はマルテが座った。

 ヤクルト、巨人に続き阪神でも四番を任された広澤克実氏がいう。

「ここ何年も大山はチャンスを与えられているのにモノにできていない。オープン戦で結果を出さないと一塁と三塁は外国人が占めることになり、さらに若手全体の出場機会は減る。ただ、ボーアがバースの再来ではなく、ロサリオ、ナバーロ、ソラーテの再来ということもありますからね。前提となる『ボーア・一塁』にできるか、蓋を開けてみないとわからないのが阪神です」

※週刊ポスト2020年2月14日号

キャッチボールで汗を流すマルテ(時事通信フォト)

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