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腹部エコーとCT検査、何歳からどの程度の頻度で受けるべきか

沈黙の臓器と呼ばれる肝臓検査の必要性は?(TT News Agency/時事通信フォト)

“沈黙の臓器”と呼ばれる肝臓のがんなどの発見を目的とする腹部エコー検査。腹部に超音波を当て、肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓を中心に異常がないかを検査するもので、費用は全額自己負担でも2000円程度で受けられる。

 では、何歳ぐらいからどのくらいの頻度で受けるべきなのか。東京国際クリニック院長の高橋通医師が話す。

「男性は働き始めると運動不足になりがちで、中性脂肪の値が高くなってきます。脂肪肝などは30歳からチェックしておくほうがいいので、腹部エコーは30歳から、遅くとも40代には受け始めたほうがよい。

 腹部CT検査はエコーよりも精度が高いですが費用は3割負担で5000円ほど。被ばくリスクもあるので、若い時に受ける必要はないが、50代になったら1回は受けておいたほうがよいでしょう。

 肝臓がんは加齢とともに罹患率が高くなるので、60代以降は2~3年に1回は受けたほうが良い」

年齢別「受けるべき検査」「ムダな検査」

※週刊ポスト2020年2月14日号

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