ライフ

11人の子を持つカリスマ助産師の日常 毎日全員と向き合い会話

休日、リビングで団らん。長女(20才。写真左)が抱いているのは昨年生まれたHISAKOさんの初孫(写真提供/助産院ばぶばぶ)

 大阪・阿倍野区にある『助産院ばぶばぶ』。そこで院長を務めるHISAKOさんは、助産師として多くの出産に立ち会っただけでなく、自ら11人を子を産んでいる、まさにカリスマ助産師だ。これまで、彼女のもとに駆け込んだ母親は5万人にものぼるという。

◆3日間で卵40個! あっというまに消費します

 HISAKOさんの一日のスケジュールは朝4時半の起床とともに始まる。

「お弁当と朝ご飯、晩ご飯の支度で一日がスタートします。朝、5時半には子供たちが順番に起きてくるので準備ができた子から朝ご飯を食べさせている間に掃除と洗濯。子供たちを登園、登校させた後、助産院で夕方6時まで仕事をして夜7時に夕食とお風呂。深夜0時頃にブログの更新をしたり相談メールの返信をして、寝るのはだいたい深夜1時ぐらいです」(HISAKOさん・以下同)

 育ち盛りの子沢山ということで家計の大部分を占める食費では、ムダなく食材を使い栄養価の高いメニューを心がけている。

「わが家ではお鍋ひとつでお肉や野菜が豊富に摂れる煮物系のおかずが多いです。でも、大家族だからといって大皿で食卓に出すことはしていません。全員が栄養バランスよく食べられるように1人分ずつプレートに分けています」

 こんなエピソードも…。

「以前、子供の宿題で3日間の買い物調べがあったんですが、“うちはお米30㎏、豚肉6㎏、牛乳10パック、卵40個に…”と話したら、翌日、学校から帰宅した子供が“お母さん、みんなの家は卵1パックしか使わないんだって!”と驚いていました(笑い)」

 そんなHISAKOさんが家族との時間で大切にしていることは?

「子供たち全員と1日1回、しっかりと向き合って会話をすることです。忙しくしていても“ちゃんとあなたのことを見ているよ、 心はそばにいるよ”というメッセージを繰り返すことですね」

※女性セブン2020年2月20日号

院長のHISAKOさん(中央)の元には、多くの母子が訪れる(写真提供/助産院ばぶばぶ)

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン