滑走直前、高まる集中力と緊張感のなか「行ってくるね」とばかりに“マイプーさん”に触れた。採点結果を待つキス・アンド・クライでは、マイプーさんを手にホッとしたような表情も見せた。
「映画『陰陽師』の安倍晴明に、ちょっと近づいたかな」と演技後に語った羽生選手。表情から指先まで安倍晴明が憑依しているかのような気迫のこもった舞いだった。
2位のジェイソン・ブラウン選手(25才)と3位の鍵山優真選手(16才)とハグで健闘をたたえ合った後、勢いよく1位の表彰台にジャンプ! やっぱり羽生選手には、いちばん高い表彰台が似合う。
※女性セブン2020年2月27日号