家と外を自由に出入りする猫の場合は、外から帰ってきたらマダニやノミがついていないか全身をチェックしよう。もし猫にマダニがかみついていたら、絶対に無理に取ろうとしないこと! 

「マダニは、頭を皮膚の中に刺し込んで血を吸います。無理に取ると、頭部が取れて皮膚内に残り、化膿などの原因に。また、潰すと病原体をバラまくことにもなります。病院では、専用の薬剤を使用し、マダニを弱らせてから専用のピンセットでつまんで垂直に引き抜きます」

猫が暴れてうまく取れない、やり方がわからない場合は、無理をせず動物病院で取ってもらおう。SFTSはいまだ解明されていない病気で、ワクチンや特効薬もない。マダニの活動は、春から秋にかけて盛んになる。この時期からそろそろ、対策を始めよう。

【これが愛猫の天敵】

●ネコノミ

Ph:Getty Images

 体をかいていたり、毛をかきわけると赤黒いツブツブ(ノミのフン)がある場合は、ネコノミがいる可能性が高い。刺されるとノミアレルギー性皮膚炎や、人の場合は猫ひっかき病を発症することも。

●マダニ

Ph:Getty Images

 日本全国の、湿気があり草が多い場所に生息している。つまり、河川敷や公園の草むら、家の庭にもいる。こういう場所に行く時は、暖かい季節でも肌を露出させないこと。

※女性セブン2020年2月27日号

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