芸能

Cocomi あくまでも軸足はフルート、モデルは感性を広げるため

フルートを演奏するCocomi(2020年1月)

 日本一有名な夫婦から生まれた姉妹は、一時は表舞台へ出ることを避けていたように思えた。語学、音楽、アート…各々が信じる道を進み、未来を切り開いていた2人が、芸能界という世界への扉をたたいた理由とは──。

《go FLY!! my ANGELS!!(羽ばたけ!! 俺の天使たち!!)》

 3月19日、木村拓哉(47才)が中国版ツイッター「微博」を更新。「天使たち」とは、デビューを果たしたばかりの長女Cocomi(18才)と、次女のKoki,(17才)のことだ。同時に娘2人が寄り添う写真がアップされていた。

「木村さんはこれまで、自分から積極的に子供について触れてこなかった。これは異例のことです。デビュー後、早速バッシングを受ける長女にエールを送りたかったのでしょう」(テレビ局関係者)

 木村が冒頭の投稿をする数時間前、Cocomiのモデルデビューが報じられた。3月28日発売の『VOGUE JAPAN』で表紙を飾ることや、世界のトップブランドの1つクリスチャン・ディオールのアンバサダー就任も発表された。

「『VOGUE』の表紙には外国人が起用されることが多く、日本人、それも新人というのは初めてのことではないでしょうか。しかも、キムタクの長女が初めてベールを脱ぐということで、編集部では厳しい箝口令が敷かれていた。無事、発表まで情報が漏れなかったことに、スタッフは胸をなで下ろしているそうです」(ファッション誌関係者)

 鮮やかなデビューの知らせは瞬く間に世間を駆け巡った。公表された写真にインターネット上では「やっぱりかわいかったんだ」「両親にそっくりで気品がある」といった反応が相次ぐ。その一方で、あまりに心ない言葉も一部で投げかけられた。「かわいくない」「親の十四光」「18才でディオールなんて」――。

 書いた側は意識していなくても、書かれた言葉は当の本人の目に簡単に届く。ネットでの噂に傷つき、表舞台から去る人も、訴訟を起こす人もいる時代だ。Cocomiの場合は妹という“前例”も見ていたはず。

 次女のKoki,も2018年5月にモード誌『ELLE JAPON』で表紙デビューし、シャネルやブルガリなど世界的なブランドのアンバサダーに就任した。

『ELLE』『VOGUE』はモード誌界の双璧ともいえる。すべてのモデルが憧れる雑誌だけに、新人での抜擢は、“親の十四光”だと揶揄されたようだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン