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ツイッターでの至言が話題の精神科医Tomyさん「言葉は薬」

ツイッターで話題の精神科医の言葉とは

 いま、ツイッター上で、ある人物の“つぶやき”に注目が集まっている。精神科医の立場から、さまざまな悩みに対するアドバイスを、時にやさしく、時に厳しい言葉で発信しているTomyさんだ。これらの名言が生まれた“意外な背景”を本人に直撃した。

 本企画内に点在する“セリフ”は、Tomyさんがツイッターで実際につぶやき、大反響を呼んだ名言の数々である。

 これらの言葉を紡ぎ出したTomyさんとは、現役の精神科医。似顔絵イラストや文体からもわかるように“オネエ”である。メディアに顔を公表していないため、一体どういう人物なのか――取材陣も固唾をのんで、到着を待った。

「はじめまして~」とやってきたのは、笑顔が素敵な、長身&マッチョなナイスガイ。イケメンだ。柔らかな語り口調はさすが精神科医。人に言えない悩みも思わず洗いざらい話したくなる。さっそく、ツイッターでつぶやき始めたきっかけを聞いた。

◆医師だからわかるの。言葉は“薬”になるって

「ツイッターは10年前に登録していたものの、わずか140文字で何が伝えられるのかわからなくて、放置していたの。でも去年、友人がハマっているのを知り、アテクシもやってみようかしらと…。で、どうせやるなら、人さまのお役に立てるようなことをつぶやこうとひらめいたの」

 それが2019年6月。すぐに評判となり、わずか半年でフォロワーが13万人を超え、その名言をまとめた著書も今年2月に発売された。これがさらに話題を呼んで、本はすぐに重版。現在のフォロワーは15万人以上となっている。

 なぜ多くの人が、Tomyさんの言葉に惹かれるのか。

「アテクシは医師として日々、何十人もの患者さんの悩みや苦しみに向き合っているのだけれど、つくづく言葉は“薬”になるって実感しているの。だから、患者さんに実際に投げかけ、心に響いたと感じた言葉を選んでつぶやいているわ」

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