◆対角線上に座る
どうしても2人など複数人で食べる場合、向かい合う形で食卓に座ると、正面から飛沫を受けやすくなる。
「2m程度の間隔を空けたいところですが、家庭のテーブルでは難しい。間隔は1mでもいいので、向かい合わないように対角線上に座ってください」(一石さん)
◆シャワーの後に
仕事や買い物などで外出した人は、「家庭にウイルスを持ち込んだかもしれない」という意識を持つことが重要だ。
「手洗いやうがいをしても、髪の毛や服にウイルスが付着しているかもしれません。外出していた人は、帰宅後にシャワーを浴び、室内着に着替えてから食卓に向かう方がいい」(和田さん)
ほかにも、WHOは外出自粛中の食事について、薬への影響や肝機能障害リスクなどを理由に挙げ、「いかなるアルコール製品も摂取すべきではない」としている。お酒が入ると、夕食時間も長くなりがち。このコロナ禍では夕食は短時間で済ませるのが望ましい。命を守るためには、お酒も“自粛”した方がよさそうだ。
感染が急拡大し、誰がいつ新型コロナに感染してもおかしくない状況。“家族総倒れ”を防ぐためにも、食事のとり方には細心の注意を払いたい。
※女性セブン2020年4月30日号