芸能

ナイトスクープ初代局長・上岡龍太郎が激怒して帰った事件

「全力」が人気の秘訣(時事通信フォト)

 新型コロナの暗い話題なんて「笑い」で吹き飛ばしてしまいたい──しかし、各局のバラエティ番組は軒並み収録中止となり、過去の総集編を流す状態が続いている。こんな時に懐かしくなるのは、お笑いの本場・関西発の「伝説のバラエティ番組」だ。

 関西在住で、日本サッカー協会元副会長の釜本邦茂氏(76)が「昔からファンです」と挙げたのは『探偵!ナイトスクープ』(1988年~、朝日放送)。視聴者の依頼を「探偵」役の芸人が解決する人気番組で、VTRを総括する「局長」役を上岡龍太郎、西田敏行、松本人志と代えて今も続く。釜本氏が熱弁する。

「ナイトスクープが面白いのは、くだらない依頼に対して芸人が全力を出して、専門家を巻き込んで真面目に解決しようとするところ。全国でアホ・バカの方言の違いを調べる“アホ・バカの境界線”とか“関西のピアノ会社の宣伝が流れると赤ちゃんが泣き止む”など、突拍子もないテーマほど印象に残っています。

 時々、感動する依頼もあって、『23年間も会話がない夫婦』の放送では、子供が生まれてから子供中心となって、放ったらかしにされた父親がすねていたと告白し、23年ぶりのデートで言葉を交わした夫婦のVTRにグッときました」

 朝日放送の元プロデューサーで、帝京大学文学部講師の木下浩一氏(53)はこう振り返る。

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン