大勢のギャラリーで混乱した検察庁前
主催者は、この大会の開催を事前にキャッチした報道陣の囲み取材にこたえ、「大会が混乱したことをお詫びしたい」と神妙な面持ちだった。さらには半荘が成立せず、現金の授受が行われなかったため賭博とならなかったことも謝罪した。しかし、黒川氏と法務省の「テンピン」判断の快挙を祝うイベントを、検察庁前で開催できたことについては満足気な表情だった。主催者によると、この大会に黒川氏の参加も期待していたとのことだが、最後まで現れることはなかった。
なお、この大会は黒川氏が賭博容疑で逮捕されたり起訴された場合には中止になるのではないかと危ぶまれていたが、そんなこともなく開催にまで至り、黒川氏に感謝を捧げるイベントが決行できたことは幸いなことだったろう。
大会は終了し、参加者はおのおの帰宅の途についたが、それがハイヤーだったかどうかは定かではない。
会場で配布された黒川杯概要
黒川氏の”功績”を称えて麻雀牌は黒