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2020.06.14 07:00  週刊ポスト

安倍首相の根拠なき楽観論「未来を先取りする変革進める」

楽観論に根拠は無かった(時事通信フォト)

 新型コロナに関して安倍晋三首相は計8回、会見を開いたが、振り返れば「虚言」「詭弁」「責任逃れ」が目立った。それを検証する。

 3月14日、緊急事態宣言が可能になるコロナ特措法の成立翌日に行なわれた安倍首相の会見。

「現時点で緊急事態を宣言する状況ではない」

 感染が広がる中、首相は緊急事態宣言を決断できずに“根拠なき楽観論”を繰り返すようになる。

「人から人へ、次から次に感染が広がるわけではありません」
「オリンピックを無事、予定どおり開催したい」
「卒業式も安全面での工夫を行なった上でぜひ実施していただきたい」(2月29日に行った休校要請は継続中)

 そうは言ったものの、全国には卒業式を中止した学校も多い。国民は首相の言葉を信じられなくなっていた。

 コミュニケーション・トレーニングやPRセミナーを運営するグローコム代表の岡本純子氏は、国民の不信感の理由をこう分析する。

「感染についての楽観的な発言は国民の不安を煽らないためかもしれないが、安倍首相はこの段階では、休校や自粛を要請しているわけです。子供の安全のためと4月まで休校させ、一方で卒業式は実施というのはブレーキとアクセルを同時に踏むようなもので、判断を国民に委ねただけ。リーダーはひとつのメッセージを明確にしなければなりません」

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