大企業トップの涙は珍しい(ImagineChina=時事通信フォト)
「豊田章男氏が社長に就任した2009年は、リーマンショックの影響で4600億円もの赤字でした。しかし今回はそれ以上の危機にもかかわらず、5000億円の黒字見通しを発表したわけです。就任以来の組織改革、経営努力の結果といえます。
豊田氏は純粋な人で、改革についてきてくれた社員を家族のように思っている。社員の頑張りへの感謝が涙という形で表われたのでしょう。その熱い気持ちは社員にも伝わるのではないか」
いずれにしても、涙を流すのは“ここぞ”という時?
※週刊ポスト2020年7月3日号