洗濯物の“殺菌効果”も期待できそうだ。
「天日干しもある程度は有効といえそうです。米国立生物兵器分析対策センターの発表によれば、ステンレス製品などの表面上にあるウイルスは、気温21~24℃、湿度80%の暗い所だと、量が半分になるまでに6時間かかりました。しかし、太陽光が当たると2分でウイルスが半減しました」(前出・一石さん)
地面からの反射光にも紫外線は含まれているという。
「紫外線の反射率は地表面の状態によって大きく異なります。たとえば、草地やアスファルトの場合、反射率は10%もしくはそれ以下ですが、砂浜では25%ほどです。散歩や洗濯物を干すときは、場所を考えるとより効果的です。
また、窓越しの場合、窓ガラスによって紫外線はほとんど反射されてしまいます。そのため、室内で日光に当たる場合は窓を開けてください」(前出・一石さん)
※女性セブン2020年7月9日号