芸能

53歳・早見優が語る歳を重ねる女性の魅力 「今が一番楽しい」

帰国子女アイドルが語る歳を重ねた女性の魅力とは

 既婚女性(婚歴のある女性も含む)のためのコンテスト「ミセスインターナショナル2020」日本大会前日の「ビューティーキャンプ」でセミナー講師を担当したのは、人気アイドルとして活躍し、母としても奮闘する早見優(53)。早見は帰国子女アイドルとして経験した葛藤を通じて、歳を重ねる女性の魅力を語った。

 * * *
 日本ではどうしても若い女性がチヤホヤされる傾向があり、“もう少し大人の女性の魅力を発信できる場があっても良いのに”と思っていたところにこのミセスコンのセミナーのお誘いをいただき、その信念に魅了されて登壇者として参加させていただきました。

 私は7歳から14歳までハワイで暮らした後、単身帰国してアイドルとしてデビューしてからはまさに葛藤の日々でした。何より悩んだのはアイドルとして求められる素直さと、本来の性格とのギャップです。イエスとノーをハッキリ言いすぎると“アイドルとして主張が強すぎる”と言われ悩んだものです。

 ですが、経験を積むにつれてグラビアで嫌なポーズを要求された時にサラッとかわす術も覚えました。年齢を重ねて経験を積むということは、社会の中で自分がいかに前向きに気持ちよく、それでいて関わる人との折り合いをつけて生きるための解決策を見出すことだと思うのです。

 もちろん若さは素晴らしく美しいけれど、知見を広げるからこその心の余裕もあるのです。その余裕が女性をさらに美しくするものだと思うのです。お肌のハリは失うかもしれないけれど、歳を重ねたからこその柔らかさ、柔軟さこそがミセスの魅力だと思います。

 だって私、20代の頃に戻りたいなんて思わないです(笑い)。今が一番楽しいし、もっともっと楽しめると思っています。

◆取材・文/河合桃子、撮影/高橋定敬

※週刊ポスト2020年7月24日号

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
混み合う通勤通学電車(イメージ)
《“前リュック論争”だけじゃない》ラッシュの電車内で本当に迷惑な人たち 扉付近で動かない「狛犬ポジション」、「肩や肘にかけたままのトートバッグ」
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
リフォームが本当に必要なのか戸惑っているうちに話を進めてはいけない(イメージ)
《急増》「見た目は好青年」のケースも リフォーム詐欺業者の悪質な手口と被害に遭わないための意外な撃退法 
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
歴史学者の河西秀哉氏
【「愛子天皇」の誕生を希望】歴史学者・河西秀哉氏「悠仁さまに代替わりしてから議論しては手遅れだ」 皇位継承の安定を図るには“シンプルな制度”が必要
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン