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フジ若手アナ「ダブルアウト」「防御率4割9分1厘」の迷実況

天覧試合から60年、秘話を明かす

名実況ならぬ「迷実況」が話題

 盛り上がるスポーツ中継にはアナウンサーの“名実況”がつきものだが、その逆もあるようだ。“迷実況”でにわかに話題になってしまったのが、フジテレビの上中勇樹アナ(26・2016年入社)だ。

 7月4日、CS放送「フジテレビONE」で放送されたプロ野球のヤクルト対横浜DeNAで、実況を担当する上中アナは「二塁に送って、一塁へ送球。ダブルアウト!!」と勢い余ると、横に控える解説の大矢明彦氏が「ダブルプレイですね」と言い直す──そんな掛け合いが繰り広げられた。

 3ボール1ストライクの場面での空振りに、「これは空振りの三振!!」と言い放つ上中アナだが、「いや、まだまだ」と大矢氏に窘められて「失礼しました。3ボール2ストライクです」と訂正。

 その後も2アウト一、三塁の局面で、

「この場面での最高の形となるのはやはりゲッツーということになるんでしょうか」

 そう興奮気味に大矢氏に尋ねて、「いや、もう2アウトなのでバッターを打ち取ればそれで終わりなんですよね」と冷静に返される一幕も。

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