国際情報

【アメリカ発】マスクで肺炎リスク増加の可能性も

日本では当たり前の習慣なのだが(時事)

 マスクだけでは、空気中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを防ぐことは難しい。それどころか、多量のウイルスが浮遊する場所であれば、マスクは危険でさえある。ある研究では、新品の外科用マスクは細菌の75%を除去したが、細菌のいる環境で120分使用し続けると、もはや細菌を遮断する効果はなくなり、150分後、外科用マスクを使用した患者はマスクを使用しなかった患者よりも逆に50%多くの細菌に曝露した。マスクに大量の細菌が付着したからだ。エンジンルームでも浄水器でもマスクでも、「フィルター交換」は非常に重要なのである。

 CDCのデータによると、全米で1週間に肺炎で死亡している人数は、コロナ以前に比べると、コロナ患者を除いても数千人多い。

 マスクは周囲への気遣いにはなるが、「安全性が向上する」とは必ずしも言えない。

(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
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