このため、警察は夫の犯行との疑いを強め、監視カメラ映像で夫の行動を細かくチェックすると、大きなビニール袋を持って、マンションの地下に行き、戻ってきたときにはビニール袋を持っていなかったことが分かった。このため、警察は夫が犯人で、遺体の一部を浄化槽に遺棄したと推定。
22日午後から作業を開始。捜査員100人は40度近い高温のなか、完全に密閉された防護服を身に着け、38台のバキュームカーで浄化槽の糞便などを吸引。作業は一昼夜25時間続いたという。
これらの38台分の内容物を精査したところ、人体の皮膚のような物体がいくつか発見されたことで、夫を詰問したところ、犯行を自白したという。
この事件が報じられると、杭州市警察本部が徹底的な捜査で、犯人を特定したことに「綿密な科学捜査の成果だ」などと警察の捜査を絶賛する声が多数寄せられているという。一方、夫のあまりの残虐な手口に対しては、「さも妻を気遣う優しい夫を装うなど、その正体は冷血漢であり、死刑は免れない」などの書き込みがネット上で多数みられている。