『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は8月7日公開予定(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
インターネット、SNSとメディアが多様化するなかで求められることも多岐にわたる。そんな中、大切にしていることがある。
「僕らがなぜ表現をできるかというと、ちょっと嫌な言い方ですけど、そこに利益が生まれるから。でも僕はやっぱり利益には興味がなくて、“作りたい”という純粋な気持ちとか、“楽しませたい”というエンターテイナーとしての欲求を大事にしたい」
常にトップアーティストとして走ってきた木村に、目指す道を聞いてみると、今作との意外な共通点が見えてきた。
「道とかゴールが見えてたらおもしろくない。わからないからわかりたい、見えないから見たいと思って夢中でやってる。ドラえもんとのび太が、白亜紀を大冒険して新恐竜の仲間を見つけるように、僕も“いずれこうなりますよ”っていうのは全くなくて、いつまでも冒険していたいなと思うんです」
※女性セブン2020年8月13日号