「オーディション番組は、テレビとネット併用時代になっても、変わらない魅力がある」と、語るのは『ASAYAN』の立ち上げから制作に関わっていた放送作家の鮫肌文殊さん。さらにこう続ける。
「それは、参加者の成長が見続けられることです。『虹プロ』など現代のオーディション番組は、サバイバル型で、その過程のドラマが少しずつ公開されます。そんな日々で、アイドルになりたいと必死に頑張っている姿は、いつの時代も、どこの国の人でも嘘がない。
また、最初はパッとしない存在でも、番組が進んでいくうちに、輝いて大化けする。その瞬間を視聴者と共有できるのは、『スタ誕』から『虹プロ』まで共通していると思います」
いつの時代も本気で夢に向かって挑戦する姿は美しいもの。次はどんなスターが、どこの国から生まれるのだろうか…?
※女性セブン2020年8月20・27日号