唾液を入れる専用容器。喉の奥の粘膜を採取して検査する(共同通信社)

 そもそもPCR検査とは、人体から検体を採取し、ウイルスに含まれる特定の遺伝子を増やして調べる検査方法のこと。よく知られるのは綿棒を鼻から入れ、喉の奥の粘膜を採取する「鼻咽頭ぬぐい法」だ。

 そのほかにも6月には唾液を使ったPCR検査も認められるようになった。検査を受ける人が自ら2mlほど(小さじ半分弱)の唾液を専用容器に入れる方法で、検体採取の際のくしゃみや咳による医師への飛沫感染のリスクが低いとされる。唾液検査が認められるようになったことが、PCR検査を行う医療機関が増えた1つの理由とされる。

 実際に検査を受けるのはどんな人か。ナビタスクリニック新宿で検査を実施する久住さんが指摘する。

「多いときは1日20人ほどが検査を受けます。検査を受ける無症状者のほとんどは、海外渡航やビジネスのために陰性証明が必要な人です」

 なかにはビジネス目的以外の人もいる。

「最近では、田舎に住む高齢の親が体調を崩したので会いに行かねばならず、その前に検査を受けたかたがいました。また、実家に住む母親の勤務先が“無検査の子供が帰省するなら母親が会社を10日間休まなければならない”とのルールを定めたため、帰省前に検査を受けたという大学生もいました。無症状でも同居の高齢者に感染させないためや、周囲の要求で検査を受けるケースが目立ちます」(久住さん)

※女性セブン2020年9月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン