「1998年の松坂大輔、2006年の斎藤佑樹・田中将大はいち早く新デザインのグローブでマウンドに登り、球児たちが“カッコいい!”と飛びついた。白グローブや白スパイクもトレンドになっていくでしょう。
そもそも高野連は道具の“縛り”が多い。グローブやユニフォームの色や形には細かい規定があるし、今では当たり前のバッティング手袋も全面解禁は1998年から。サングラス使用は現在でも試合前に主催者や審判の許可を得る必要がある。
しかし野球人口が年々減る中、球児の数やメーカーの売り上げを維持するため、徐々に緩和されていくのでは。レインボーカラーのグローブやスパイクを甲子園で見る時代が来るかもしれない」(スポーツ紙記者)
高校野球にも“多色化”の波が押し寄せている。
※週刊ポスト2020年9月4日号