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【アメリカ発】中国も民主党も科学を政治に利用するな

CDCの中立性については、左右両派から疑義が呈されている(dpa/時事通信フォト)

 これは遠い国の話と言えるだろうか。アメリカは本当に大丈夫だろうか。私たちの国では、科学研究機関を一つの政府組織の下に束ねるということはしないだろう。しかし現在、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)に関して、政治との結びつきが指摘されている。

 この問題は中国より複雑だ。中国では政党と政府は一体だが、アメリカは二大政党制である。理論的には、政府から資金を受けている組織である以上、その統制は選挙によって変わるはずだ。しかし、実際には組織内部の影の支配が存在する。2015年以降、CDCの職員による約8000の政治献金のうち、5件を除くすべてが民主党や左派団体に対するものだったという。CDCにおける圧倒的な民主党支持は、たまたまそうなったものだろうか。オバマ政権当時、CDCの人事政策によって民主党を支持する幹部が選別された疑いがある。

 民衆党の副大統領候補であるカマラ・ハリス氏は、党大会で「コロナ対策を主導するのは公衆衛生当局でなければならない」と述べたが、民主党はしばしば、政策の客観性を印象づけるために外部組織を使う。実際には、それらは党によってコントルールされ、党の主張を代弁する役割を果たす。もしハリス氏が公衆衛生当局を完全に自由にさせるつもりだったなら、上記のような発言をするだろうか。

 科学と政治は正反対のものだ。科学では、自らの仮説を証明しなければならないだけでなく、第三者が実験を再現して同じ結果を達成できなければ正しいとは認められない。科学は合理的で客観的で規則に従ったものだが、政治はそうしたものの対極にある。そして、政治家はこの分野に干渉するのが大好きだ。

 民主党がホワイトハウスと議会を掌握すれば、科学機関が中国モデルを受け入れることになるのではないか。民主党は科学をコントロールし、広報手段として利用したいと考えてはいないか。科学が政治家の手先になることを許すわけにはいかない。

(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
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