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2020.09.12 07:00  NEWSポストセブン

セダンの不人気は今後も続くのか 意外な魅力を体感した3台

「アコード」のHVを生かしたパワードライブ

 疲れにくい、運動性が良い、居住感や荷物の積載力が良いという3つの特徴を持つDセグメントセダン。もう少しドライブ感を紹介してみよう。まずは直近でロングドライブ(総走行距離4100km)を行ったホンダ『アコード』。もともとアメリカ向けのモデルとあって、全長は4.9mと非常に長い。日本向けの右ハンドル仕様はタイで作られる。パワートレインはハイブリッドのみだ。

低重心ゆえに左右の揺られ感が小さい(ホンダ・アコード)

低重心ゆえに左右の揺られ感が小さい(ホンダ・アコード)

 このアコードで魅力的だったのは、とにもかくにもハイブリッドシステムの性能の良さを生かしたパワードライブだった。普段は2リットルエンジンを発電に用い、その電力で駆動用モーターを動かすシリーズハイブリッド式なのだが、応答性の良さは際立って良かった。

 シリーズハイブリッドはスロットルペダルを踏んでから狙った加速Gを得るまでに若干の時間差があるのが常だが、アコードは同じ2リットルハイブリッドを積む『ステップワゴン』より重量が300kg近く軽いためか、その時間差がほとんど気にならないくらい短く、追い越し加速も瞬時に終わらせることができる感じであった。

 段付きのまったくない電気モーター駆動の滑らかさも気持ちいい!の一言で、大排気量6気筒エンジンへのノスタルジーを吹き飛ばす出来だった。燃費は運転の仕方次第だが基本的に優秀で、東京から北九州の門司までの区間は24.4km/リットルだった。

 そのアコードで向かったのは、本土最南端の鹿児島県・佐多岬。旧型に比べてなだらかなルーフラインのカリフォルニアルックは、強烈な陽光が降り注ぐ南国の風景とのマッチングが大変良かった。佐多岬への道はワインディングロードだが、低重心ボディゆえ左右の振られ感は小さく、3人ドライブは快適そのものだった。欲を言えば突き上げ感をもっと軽減できればなお良かった。

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