ビジネス

セダンの不人気は今後も続くのか 意外な魅力を体感した3台

「アコード」のHVを生かしたパワードライブ

 疲れにくい、運動性が良い、居住感や荷物の積載力が良いという3つの特徴を持つDセグメントセダン。もう少しドライブ感を紹介してみよう。まずは直近でロングドライブ(総走行距離4100km)を行ったホンダ『アコード』。もともとアメリカ向けのモデルとあって、全長は4.9mと非常に長い。日本向けの右ハンドル仕様はタイで作られる。パワートレインはハイブリッドのみだ。

低重心ゆえに左右の揺られ感が小さい(ホンダ・アコード)

低重心ゆえに左右の揺られ感が小さい(ホンダ・アコード)

 このアコードで魅力的だったのは、とにもかくにもハイブリッドシステムの性能の良さを生かしたパワードライブだった。普段は2リットルエンジンを発電に用い、その電力で駆動用モーターを動かすシリーズハイブリッド式なのだが、応答性の良さは際立って良かった。

 シリーズハイブリッドはスロットルペダルを踏んでから狙った加速Gを得るまでに若干の時間差があるのが常だが、アコードは同じ2リットルハイブリッドを積む『ステップワゴン』より重量が300kg近く軽いためか、その時間差がほとんど気にならないくらい短く、追い越し加速も瞬時に終わらせることができる感じであった。

 段付きのまったくない電気モーター駆動の滑らかさも気持ちいい!の一言で、大排気量6気筒エンジンへのノスタルジーを吹き飛ばす出来だった。燃費は運転の仕方次第だが基本的に優秀で、東京から北九州の門司までの区間は24.4km/リットルだった。

 そのアコードで向かったのは、本土最南端の鹿児島県・佐多岬。旧型に比べてなだらかなルーフラインのカリフォルニアルックは、強烈な陽光が降り注ぐ南国の風景とのマッチングが大変良かった。佐多岬への道はワインディングロードだが、低重心ボディゆえ左右の振られ感は小さく、3人ドライブは快適そのものだった。欲を言えば突き上げ感をもっと軽減できればなお良かった。

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン