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セダンの不人気は今後も続くのか 意外な魅力を体感した3台

ロングドライブ耐性に優れたセダン

 ここでは、ホンダ『アコード』、トヨタ『カムリ』、フォルクスワーゲン『パサート』の3つのDセグメントモデルのドライブフィールを紹介しよう。

 3モデルに共通しているのは、十分なサイズの車体でありながら人の座る位置はSUVに比べて低いということ。この特性は実は長距離旅行向きだ。簡単に想像できると思うが、ロール角が同じ場合、頭部から上半身にかけての揺れ幅は着座位置が低いほうが小さくなる。長距離ドライブの疲れを誘発する大きな要因のひとつは頭部の横揺れだ。過去の超ロングドライブの経験に照らし合わせると、横揺れの幅の小さいクルマのほうがロングドライブ耐性が高い傾向が顕著だった。

 隣県までのドライブ程度であれば、鷹揚な乗り心地のSUVに快適性の軍配を上げたくなることもままあるが、そこからさらに距離を伸ばすにつれ、セダンのアドバンテージが大きくなっていくという感じであった。

 第2の特性は重心の低さが生む敏捷性、同クラスのSUVに比べて軽量な車体が生む動力性能の高さだ。自動車工学の発達によって、最近はSUVでも相当に良いハンドリングを得ることができるようになったが、重心の低さや質量という物理特性を超越してセダンを上回ることはさすがにできない。3モデルの中で優劣はあったが、基本的な性能は非常に高いうえ、クルマの動きもSUVに比べて断然つかみやすい。

 第3はセダンという堅苦しいイメージからはちょっと意外に思えるかもしれないが、ユーティリティの高さ。トランクルームはカムリが524リットル、アコードが573リットル、パサートが586リットルもある。アコードでのツーリングでは数十着の洋服を含め、大量の荷物を鹿児島から愛知まで運んだが、積み込むのは朝飯前という感じであった。

 そのうえで室内は非常に広く、居住感は3モデルとも抜群に良い。全長が長いのだから余裕があるのは当たり前ではあるのだが、Dセグメントセダンは今や、昔のフルサイズサルーンのように使うことができるモデルになっているのだ。

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