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2020.09.22 07:00  週刊ポスト

鶏笑、からやま、から好し… からあげ店が出店攻勢の背景

コロナ禍でも「からあげ屋」の出店ペースは伸びているよう

「会社の近くのタピオカ屋が、からあげ屋に変わっていた」「いつの間にか近所のスーパー脇にもできていた」──そう気づいた人は多いだろう。からあげ店が街に増えている。2018年に全国1408軒だった店舗数は、今や2487軒になった。コロナ禍で外食産業が軒並み不振に陥る中、からあげが一大トレンドとなった背景には鶏肉の原価の安さと、繁華街や駅近より住宅街やスーパー近くを狙う立地の工夫があるという。

 からあげ専門店の中でも特にテイクアウトに注力しているのが、国産鶏のみ使用にこだわる店舗数1位(174店)の「鶏笑」だ。一方、業界の老舗「からやま」(101店舗)は郊外やロードサイドを中心に展開する。

「車で来店される家族連れのお客様が多いため、駐車場は必須です。駅前の一等地よりロードサイドの方が出店可能な立地が豊富で、競合店が少ないという利点があります。

 当店では、お客様に“揚げたて”の臨場感が伝わるよう、客席からキッチンが見える作りにしています。秘伝のタレに漬け込んで肉のうまみを引き出した揚げたてのからあげを食べていただきたいですね」(「からやま」を展開するアークランドサービスホールディングス株式会社社長室・鈴木恵美氏)

 からあげ人気の高まりから、近年は大手飲食チェーンの参入も目立つ。すかいらーく系列の「から好し」(91店舗)やワタミ系列の「から揚げの天才」(48店舗)が続々登場し、群雄割拠の様相だ。

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