スポーツ

瀬戸大也の下半身問題 アスリート特有のホルモン事情が関係か

高みを目指すからこそ漲るのか…(時事通信フォト)

高みを目指すからこそ漲るのか…(時事通信フォト)

 昼下がりに女性とラブホテルに入った直後に、2人の娘のお迎えに行く──。そんな「裏切りのクイックターン」が「週刊新潮」(10月1日号)に報じられた競泳の瀬戸大也(26)だが、翌週にはSNSでナンパした地方の女性や、六本木のホステスなどとの「メドレー不倫」だったことまで明らかになった。

 瀬戸は日本オリンピック委員会のシンボルアスリート、そして東京五輪競泳日本代表の主将も辞退し、所属するANAからは契約解除される事態となった。

 これまでもアスリートたちは“旺盛”が故のセックストラブルが多く報じられてきた。古くから「英雄色を好む」とはいわれるが、高みを目指す優秀なアスリートであればあるほど、やはり性欲も強いということだろうか。

 日本体育協会のスポーツドクターで代官山パークサイドクリニックの岡宮裕院長はこう語る。

「確かに、男女を問わずアスリートの性欲は一般人より強く、特に一流アスリートになればなるほど強いと言って良いでしょう。その謎を解く鍵は、筋肉量や筋力の成長を高め、闘争心や性欲を上昇させる男性ホルモンの一種『テストステロン』。この値がアスリートは一般人より高いのです」

 テストステロンは骨格や筋肉の成長を促進するホルモンで、違法なドーピングで使われる筋力増強剤の主成分にもなっている。生まれ持ってテストステロン値が高い一流アスリートがトレーニングを積んで筋肉量が増えると、好成績につながってトレーニングに力が入り、テストステロン値もさらに上昇していく。テストステロンは闘争心や性欲を高めるホルモンでもあるので、必然的に性欲も強くなるというのだ。

 アスリートが一般人より体力も性欲も高いとすれば、それを持て余すなかで瀬戸のようなスキャンダルが起こった、と考えることもできるのかもしれない。

※週刊ポスト2020年10月16・23日号

競技間でアスリートの「欲」に差が現れるのはなぜ?(時事通信フォト)

アスリートの「欲」は強い?(時事通信フォト)

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン