芸能

高橋由美子「正統派アイドルをやめたいと思ったことはない」

デビュー30周年を迎えた高橋由美子

デビュー30周年を迎えた高橋由美子

 1990年に歌手デビューし、女優としても確固たる地位を築いた高橋由美子。16歳の時のファースト写真集『pure mint』など3冊の写真集を撮影した写真家・木村晴氏が、デビュー30周年を迎えた彼女の姿を撮り下ろした。20数年ぶりの再会を果たすと、初対面や海外ロケでの思い出話で盛り上がった。(撮影・聞き手/木村 晴)

──由美子ちゃんに初めて会ったのは1990年、あるアイドル誌のグラビアを撮影した時で、こんなに可愛い子がいるのか!!と感動しました。初対面の時のこと、覚えてる?

高橋:もちろん。当時16歳でした。晴さんはがっちりした体格なので最初は怖かったんですけど(笑い)、いざ撮影に入ったら、とても優しくて。ギャグで笑わせてくれて、すぐにリラックスすることができました。

──その後、何度も仕事をして写真集も3冊撮らせてもらったけど、今日はおそらく20数年ぶり。久しぶりの撮影はどうでした?

高橋:最近は、グラビアはほとんどやっていないので、緊張したし、最初は照れも少しあったかな。でも徐々に以前の感覚が甦りましたね。

──目の輝きや笑顔は出会った頃から変わらないね。そういえば今年は歌手デビュー30周年なんだって?

高橋:そうなんです。振り返るとあっという間でしたけど、自分が思い描いていた40代はもっと大人のイメージでしたから、あまり成長していないのかも(笑い)。月末に記念のベスト盤をリリースするんですが、その限定盤に付属するブックレットに晴さんが撮影してくださった写真がたくさん掲載されるんです。

──当時は海外ロケにもよく行ったけど、「そこに座ってくれる?」と言っても、頑として聞いてくれないことがあった(笑い)。

高橋:あの頃の私、意地っ張りでしたよね(笑い)。子供だったんでしょうけど、ロケ先で自分だけが疎外されているような気分になって、しばらく晴さんと口をきかないこともありました。

──でも3冊目の写真集『COLOREADO』の時は20歳を迎えて女優さんとしても大活躍。表情もぐっと豊かになった。こちらも由美子ちゃんの新しい魅力を伝えたくて、大人っぽさを強調したモノクロの写真を撮ったりしました。

高橋:それまでは水着が多かったんですが、その時は新しい高橋由美子を出そうとしてくれているんだなと私自身も感じましたね。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ポジティブキャラだが涙もろい一面も
【独立から4年】手越祐也が語る涙の理由「一度離れた人も絶対にわかってくれる」「芸能界を変えていくことはずっと抱いてきた目標です」
女性セブン
大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)
《元同僚の賭博疑惑も影響なし?》大谷翔平、真美子夫人との“始球式秘話”で好感度爆上がり “夫婦共演”待望論高まる
NEWSポストセブン
木本慎之介
【全文公開】西城秀樹さんの長男・木本慎之介、歌手デビューへの決意 サッカー選手の夢を諦めて音楽の道へ「パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています」
女性セブン
綾瀬はるかが結婚に言及
綾瀬はるか 名著『愛するということ』を読み直し、「結婚って何なんでしょうね…」と呟く 思わぬ言葉に周囲ざわつく
女性セブン
強く、優しく、凜とした母を演じる石田ゆり子(写真/NHK提供)
《『虎に翼』で母親役を好演》石田ゆり子、プロデューサーや共演者が驚いた“愛される力”「ストレスかかる現場でも動じない人」
週刊ポスト
羽生結弦のライバルであるチェンが衝撃論文
《羽生結弦の永遠のライバル》ネイサン・チェンが衝撃の卒業論文 題材は羽生と同じくフィギュアスケートでも視点は正反対
女性セブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン