芸能

志村けんさん、子供を授かっていた過去「共演したかった…」──NEWSポストセブン2020年芸能話題部門4位

著書で子供について告白していた志村けんさん(時事通信フォト)

 NEWSポストセブンで2020年(1月1日~12月7日)に公開した記事の中から、大きな反響を呼んだ記事を紹介します。「芸能話題部門」第4位は、4月15日に配信した『志村けんさん、子供を授かっていた過去「共演したかった…」』。志村さんが著書で明かしていた、意外な過去についてのリポートです。(年齢などは当時)

 * * *
 新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した、志村けんさん(享年70)。未婚を貫き子供をもうけることはなかったが、晩年に「子供への思い」をより強めていたことは、本誌・女性セブンを含めて複数のメディアが報じてきた。その背景には、あまり知られていない過去が影響している。

 実は2002年に発売された著書、『変なおじさん【完全版】』(新潮文庫)で、志村さんはある事実を告白している。

《何かの拍子に子供ができちゃった。まだ子供なんかふざけんなっていう時代だったから、どうしようかって困ってしまい、向こうの親にもさんざん怒られた。結局、オヤジの退職金の残りをおふくろから借金して、それで先方に謝りに行ってなんとかおさめてもらった》

 これは志村さんが19才、ザ・ドリフターズの付き人時代の出来事だという。当時を知る志村さんの知人が言う。

「そのとき、志村さんは16才の専門学校生と交際していて、初めての同棲生活を送っていたそうです。同棲してすぐに子供を授かったのですが、当時の志村さんの月給は1万5000円ほど。法律的には結婚できる年齢ですが、付き人の生活と給料では育てられないと悩んだ。彼女と相談して諦めたんです。ほどなくして、その女性とも終わってしまってね…。その後、志村さんがこの話題を口にすることはなかった」

 24才でザ・ドリフターズの正式メンバーになると、人気が沸騰。多忙な生活を送る中、女性と交際する機会はあったが、長くは続かなかった。コメディアンとして、お茶の間に笑いを届ける“仕事人”に徹した。心境の変化が起きたのは、50才前後だという。

2018年、麻布十番を女性と歩く志村さん

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン