ライフ

結婚54年目で夫を惚れ直す クイズ雑誌で博識を再確認

(イラスト/尾代ゆうこ)

コロナ禍で夫の良いところを再発見した人も(イラスト/尾代ゆうこ)

 コロナ禍で夫の在宅時間が長くなり、夫婦仲が悪くなったという話も多いが、『女性セブン』読者夫婦はちょっと違う模様。というのも、女性読者499人へのアンケートでは、夫婦関係に変化があったと答えた人の約8割が「仲がよくなった」というではありませんか。しかも、「夫のことをいまも愛している」と答えた読者が約75%も! そんな愛するダンナさまの魅力を聞いたところ、ごちそうさま!なエピソードが寄せられました。その中から、80才・主婦のお話を紹介します。

 * * *
 定年退職後、家にいることが多くなった夫と、クイズ雑誌にハマっています。

 そもそもは、私が認知症予防にと始めたのですが、なかなか解けずにうなっていたら、夫がアドバイスをくれるように。何度かそれを繰り返していたら、私が雑誌を取り出しただけで、スッと横に座ってくれ、「今日はどれだ」なんて、まるで家庭教師のように寄り添ってくれるようになったんです。

 そんな夫を見ていて思い出しました。そういえば、彼は昔から博識で、音楽に疎い私に、外国の有名な女性歌手のコンサートに誘ってくれたのが、おつきあいのきっかけでした。

 でもずっとそんなことは忘れていましたね。だって結婚してからは、同居する姑とうまくいかず……。おまけに夫が姑の味方ばかりするので、夫婦げんかばかりだったんです。

 いまは姑もいませんし、改めて昔のことをよく思い出しながら、夫のいいところを冷静に再発見できるようになりました。2020年はコロナで旅行にも行けず、新しい思い出をつくれなかったので、過去を回想するいい機会ですね。意外な脳トレにもなっています。(80才・主婦)

※女性セブン2021年1月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン