芸能

注目の韓国ドラマあるある&日韓ミックス語「テバい」とは?

どんなドラマに出てくるオモニ(母)も…(Netflixオリジナルシリーズ『スタートアップ:夢の扉』。独占配信中)

『スタートアップ:夢の扉』で成功を夢見て起業を試みるヒロイン、ソ・ダルミ(ペ・スジ、26才)の祖母を演じるキム・ヘスク(64才)(Netflixオリジナルシリーズ『スタートアップ:夢の扉』独占配信中)

『愛の不時着』や『梨泰院クラス』のヒットで再び盛り上がっている韓国ドラマだが、見ているとしばしば気になるのが“既視感があるシーン”が多いことだ。そこで、韓国ドラマの大ファンで、SNSなどの韓国ドラマあるあるを投稿している、お笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜が、韓国ドラマの“お決まり”を教えてくれる。

オモニ(お母さん)はいつも同じ人

韓国ドラマには名バイプレーヤーも

韓国ドラマには欠かせない名バイプレーヤーといえば、オ・ジョンセ(43才、上写真右)(Netflixオリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中)

「“お母さん役はこの人”“おじさん役ならこの人”“御曹司の側近ならこの人”と、脇役を何人かの決まった俳優が演じているのも特徴です。『この人、また出てる!』と思いつつも、シリアスからコメディーまで幅広いジャンルで、まったく違うキャラクターを演じ分け、いい味を出しているから、安心して見ていられます」(橋本・以下同)

 Netflixオリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』でも、あるあるはしっかり踏襲されている。

「韓国ドラマには欠かせない名バイプレーヤーといえば、オ・ジョンセさん(43才)。『サイコだけど大丈夫』では、主人公のムン・ガンデ(キム・スヒョン)の兄で自閉症スペクトラムのムン・サンテを熱演しています」

各話が静止画で終わる

「主人公など、主要人物の顔がアップになって静止画になり、そして、画面の下の方にスポンサー広告が入る。これが定番の終わり方です。たとえば、ドアを開けた瞬間、何かに驚く、サスペンスの場合は、事件の証拠になるようなものを見つけて顔のアップで止まる。毎回同じなのに、なぜか続きが気になって仕方なくなるんですよね」

躊躇なく素手でナイフを握る

素手でナイフを握る

素手でナイフを握る(写真/スクールゾーンはしもInstagramより)

「決闘シーンや、悪いやつらに追われるシーンなども多いのですが、その際よくあるのが、主人公がナイフで刺されそうになったときに、躊躇なく、瞬時に素手でナイフの刃先を握る場面。血がポタポタと落ちて、めちゃくちゃ痛そうなのですが、ものすごく冷静な顔で必ずナイフを振り払うんです」

イケてる「日韓ミックス語」

 韓流好きの若者の間では、日本語と韓国語の交じった言葉が流行中だという。押さえておくべき6ワードを紹介しよう。橋本が演じる韓流好き女の子キャラ“りょう子ちゃん”に、押さえておくべき日韓ミックスを教えてもらった。

『アラッソです』=了解です
『キヨい』=かわいい
『まじコマウォ』=まじありがとう
『チェゴかよ』=最高かよ
『チンチャそれな』=本当にそれな
『テバい』=やばい

【プロフィール】
橋本稜(はしもと・りょう)/埼玉県出身 お笑いコンビ、スクールゾーンのボケ担当。韓国ドラマ、K-POPで韓国語をマスターする。現在はインスタグラム(schoolzonehsm)、Twitter(@schoolzonehsm)、YouTube「スクールゾーン公式Channel」で、韓国あるあるネタを披露している。あだ名は、はしも。

取材・文/廉屋友美乃

※女性セブン2021年1月7・14日号

関連記事

トピックス

橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
フレルスフ大統領夫妻との歓迎式典に出席するため、スフバートル広場に到着された両陛下。民族衣装を着た子供たちから渡された花束を、笑顔で受け取られた(8日)
《戦後80年慰霊の旅》天皇皇后両陛下、7泊8日でモンゴルへ “こんどこそふたりで”…そんな願いが実を結ぶ 歓迎式典では元横綱が揃い踏み
女性セブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン