国内

「田中真紀子に似ている小池百合子には総理は務まらない」

元キャスターらしく弁舌はさわやかだが、中身は?(時事)

元キャスターらしく弁舌はさわやかだが、中身は?(時事)

 菅内閣の支持率がつるべ落としに下がるにつれて、菅首相と「犬猿の仲」とされてきた小池百合子・東京都知事に「初の女性宰相」との声が出始めた。『週刊ポスト』(2021年1月4日発売号)では、国民世論を二分する22のテーマについて、識者が賛成と反対に分かれて大論争を繰り広げているが、そのテーマのひとつが「小池百合子は総理の器か否か」である。その特集で「器ではない」と反対論に回ったのが政治ジャーナリストの安積明子氏である。同特集ではノンフィクション作家の大下英治氏が「小池氏の度胸」を買って賛成論を展開しているが、ここでは同誌に収録しきれなかった安積氏の「小池月旦」を紹介する。

 * * *
 総理大臣に必要なスキルのひとつは人を惹きつける能力です。小池さんはその能力に長けており、都民の安心感につながるメッセージをうまく発しています。しかし、それはあくまで小手先のものであり、コロナ禍という有事には、より根本的な対策に力を入れなければならないはずです。

 2020年12月21日の記者会見で、小池さんは医療従事者に小中学生が感謝の手紙を書こうと呼びかけました。もちろんそれは良いことですが、いまこの時期にそれを送られても、当の医療従事者は迷惑するのではないでしょうか。手紙を受け取れば読まなければならない。ネットで『ありがた迷惑ではないか』という声が多く見られたのも当然です。医療機関は手紙よりもちゃんとした支援がほしいはずです。それを提供するのが真のリーダーの役割でしょう。

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン