経済ジャーナリストの町田徹氏
ただし、注意したいのが、過度に不安に駆られないことだという。評論家の小沢遼子氏は、1日10回以上の手洗いを始め、徹底的な自粛生活を送っているが、ある騒動で意識を改めたという。
「私の近所で『海外帰りだ』『咳き込んでいたのを見た』と、ある人の噂話をして露骨に避けていたんです。それで、直接聞いてみたら、咳き込んでいたのは飴が喉につまったからで、海外帰りは事実だけど帰国後は2週間自宅隔離して、陰性だった。外見や噂で決めつけたりするのは慎むべきです。コロナ対応病院の看護師のお子さんが保育園などで受け入れ拒否されたりしましたが、あってはならないことです」
※週刊ポスト2021年2月5日号