これに味を占めた王は活仏として仏教典を発行したり、お守りや仏教の修行のDVDなどを作成。仏教の悟りの到達度に応じて4段階の階位を設定。最高位に到達するまでに、5万元(約82万5000円)の修行料を徴収したという。このほか、原価で10元ほどの花瓶などを1000元で売るなどのマルチ商法も展開するなど、ぼろもうけをしていたようだ。
ところが、かつての看守時代の王を知る人がインターネット上で、「洛桑丹真なる活仏は王興夫という漢族の元刑務所の看守であり、かれが活仏というのは真っ赤なウソだ。」などと書き込みがあり、それを知った人々が警察に告発、王の悪事がばれて、逮捕された。