高いヒールのブーツを履き歩くKEIKO(2019年1月撮影)
──病状について。いまこうやってやりとりをしていても、後遺症などは感じません。実際、どのような状況なのでしょうか?
「日常生活は難なく送っておりますし、自覚としては問題ないと思っておりますが、“気遣い”などの面では、まだまだ足りないと家族からは指摘されることもあります。いまよりさらによく、少しでも病気前の状態に近づけられるように努力しています。また、より充実した生活が送れるようにカウンセリングや脳のトレーニングのために通院はしております」
先のKEIKOの直筆メッセージには、《アーティストとしても皆様に恩返しができるよう精一杯努力して参ります》という一文がある。再び、KEIKOの伸びやかな歌声を耳にできる日は近いのだろうか。
──ファンは再びKEIKOさんの歌声が聴きたい。復帰について、いつどんな形でなど考えていることはありますか?
「やっと次に踏み出せる環境になりましたので、やりたいこと、やれることを含めて、これから具体的に考えていくつもりです。ボイストレーニングなども中断しておりましたので、まずはボイストレーニングをしっかりしていこうと思います。亡き父を含めた家族のためにも、もう一度、どんな形であれ、歌いたいと思っております」
KEIKOは、まっすぐ前だけを見つめている。
※女性セブン2021年3月18日号
KEIKOが離婚後に発信した直筆メッセージ
颯爽と歩くKEIKO(2019年1月撮影)
色鮮やかなブルーのバッグを手に(2019年1月撮影)