国内

5才男児餓死で逮捕のママ友 偽名、ご祝儀泥棒…トラブルの数々

お色直しでは黒っぽい着物姿も披露(2001年)

2001年の結婚時には、黒い着物も披露した赤堀容疑者だったが…

 名前や年齢を偽り、自分の結婚式で“ご祝儀泥棒”を働く、借りた金は一切返さない──。昨年4月、5才だった翔士郎ちゃんに充分な食事を与えずに餓死させた疑いで、母親の碇利恵容疑者(39才)と知人の赤堀恵美子容疑者(48才)が、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。

 赤堀容疑者に夫の不倫疑惑を吹き込まれた碇容疑者は、離婚。受給した生活保護費も赤堀容疑者に全額渡していたという。つまり、赤堀容疑者が碇容疑者をを支配していたのだ。

 まさに洗脳とも言える手口で、碇容疑者を貶めていった赤堀容疑者。その半生はトラブル続きだったという。

 一冊のアルバムを、赤堀容疑者の元夫で、現在は大分県に住むAさんが見せてくれた。白無垢姿や青いドレスに身を包む赤堀容疑者。なかなかの迫力だが、実に幸せそうな表情である。

 それよりも少しページをさかのぼると、仲睦まじいカラオケデートの写真に、かわいらしい丸文字のメッセージカードが挟まっている。《1998ねん10がつ24にち》と書かれているから、赤堀容疑者が25才のとき、まだ結婚前のものだろう。続けて、《今日一日はこれでおしまい/楽しい一日でしたか? By優佳》

 しかし、カラオケデートの写真は明らかに赤堀容疑者の顔と同じだ。どういうことなのだろうか。

「最初にあいつから告げられた名前は優佳だったんですよ。うちの親父は、いまでも恵美子じゃなくて優佳だと思ってますもんね。僕も結婚の少し前に本名を打ち明けられて知ったんですから。“恵美子という名前が好かん”とは言いよったけども、どういう理由かは本人にしかわからんね」

 美しく、周りの人に恵まれますように──そんな思いで父がつけたその名前をなぜか、赤堀容疑者は忌み嫌った。もしくは、偽名はトラブルが起きることを前提にした“逃げ道”だったか。現在暮らす篠栗町でも、幼稚園のママ友たちには「ユウナ」と名乗り、しかも30代と年齢をサバ読みまでしていた。いったい、赤堀容疑者はいくつの名前を使い分けていたのだろうか。Aさんが、自嘲気味な笑顔を浮かべ、話を続ける。

「このアルバムを見ていたら、思い出したことがあります。結婚披露宴は福岡・久留米市内のホテルでやりましてね。結構豪勢にやったんですよ。披露宴ってご祝儀をいただいて、それで結婚費用をまかなったりしますよね。僕らもそうしようと思い、恵美子に私の分のご祝儀をすべて渡して支払いを任せていたんです。

 それからしばらくして、式場から連絡が来ましてね。『まだ入金がされていません』って。妻が翌日に払いに行ったはずと言うと、『来てないし、新婦さんに連絡しても電話がつながらない』と返された」

あわせて読みたい

関連キーワード

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《TOKIO・国分太一が無期限活動休止》「演者とスタッフは“独特の距離感”だった」関係者が明かす『鉄腕DASH』現場の“特殊な事情”
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛”《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
《日テレで緊急会見の意味は》TOKIO国分太一がコンプラ違反で活動休止へ 「番組降板」「副社長自らスキャンダル」の衝撃
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、今年秋の園遊会に“最速デビュー”の可能性 紀子さまの「露出を増やしたい」との思いも影響か
女性セブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン