ルイ プリマの店主・高山栄一郎氏は、椿山荘で腕をふるっていた料理人。ビーフカツレツは重めの赤ワインとの相性が抜群

ルイ プリマの店主・高山栄一郎氏は、椿山荘で腕をふるっていた料理人。ビーフカツレツは重めの赤ワインとの相性が抜群

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 さらに、名店の安倍夜郎氏が滋養強壮になる逸品をガイドしてくれた。

『ビーフカツレツ』(120g 6072円 ※/80g 4048円も)

ルイ プリマ(東京・港区)

 牛すじやキノコをふんだんに使った自家製デミグラスソースが味わいを一段と引き上げる東京・赤坂「ルイ プリマ」の逸品。

 カツレツとは、仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶして揚げ焼きにした料理。ビーフカツレツはチキンやポークに比べると高価だが、それに見合う満足感と栄養が得られる。

 牛肉はカロリーが高い食品だが、良質なタンパク質とビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので、適量を食べることでより健康的になると言われている。

 赤坂の「ルイ プリマ」は国産牛のヒレ肉を使った「ビーフヒレカツ」が評判のビストロで、ミディアムレアに仕上がったカツレツに牛すじやキノコが入ったソースを絡めて頬張れば、やみつきになる旨味と滋味が口中にじわりと広がる。

ルイ プリマ
住所:東京都港区赤坂8-12-12 赤坂アンドロン1F
営業時間:月~金:11時半~14時半(L.O.13時50分)、18時~23時(L.O.21時半)/土:18時~22時(L.O.21時)。
休業日:日・祝 ※ディナーは予約制(※新型コロナの影響で時短営業などの可能性があるため、営業時間、定休日などはご確認ください)

【プロフィール】
安倍夜郎(あべ・やろう)/1963年高知県生まれ。2004年に『山本耳かき店』で漫画家デビュー。『ビッグコミックオリジナル』連載『深夜食堂』は2009年にドラマ化。

左古文男(さこ・ふみお)/1960年高知県生まれ。1986年漫画家デビュー後、文筆家、編集者としても幅広く活動。近著『スタミナ深夜食堂』(安倍夜郎氏との共著)。

撮影/岩本朗

※週刊ポスト2021年4月9日号

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